羽曳野市恵我之荘の青木歯科でございます。
本日は青木歯科での予防歯科について、お話しさせていただきます。
一般的に予防歯科といいますと歯周病にならないための予防的な歯科
治療というイメージがあるかと思います。
確かに虫歯治療や入れ歯治療などが終了し、歯周病が進行しないよ
うにしていくことは極めて重要です。
しかし青木歯科では歯周病の側面だけをみた予防歯科だけではありません。
なぜその歯が歯周病になったのか?、噛み合わせや粘膜の異常、入れ歯の具合や歯根の炎症など様々な分野での悪化が起きないように予防しております。
私たちが患者さまのお口のケアを数ヶ月単位で予防治療させていただいても、それでもお口の中の不具合というのは、生きている限り生じてしまいます。
人間の体の中では、歯や口は心臓などの臓器に比べたら軽視されがちかもしれません。
その理由を考えたときに、『心臓や肝臓など大事な臓器は体に1つか2つしかなうのに、歯は28本もあるから』だと思われます。
確かに28本もあると1本くらいだと思う方もいらっしゃるかもしれません。
しかし歯と口というのは各々相関しあって確立しています。
1本の歯が喪失すると、隣の歯や対合の歯に不具合が生じどんどん喪失していき、やがて残存する歯が1つ残らずなくなってしまいます。
結論からいうと、歯1本には臓器ひとつひとつの価値を有すると思っています。
またお口の機能としては、『話す』『食べる』『呼吸』など人間が
生きていく中で必要不可欠な機能を有しています。
このように口腔内全体をしっかり予防していくことが、青木歯科が
目指す予防歯科であります。
⭐︎どのくらいの頻度で歯科検診に通院すれば良いの??
この問いに対するお答えとしては、平均では3ヶ月のことが多いでしょう。
ただし、口腔内に慢性的な炎症を有したり、入れ歯を装着されて間もない場合、短期的に経過観察すべき粘膜病変などあれば、歯科検診の期間は1ヶ月や2ヶ月にすることもあります。
また逆を言えばお仕事などでお忙しい方は、3ヶ月後の予定などわからないことは多いと思います。
その場合は、もちろんご連絡でも構いませんし、4ヶ月に延期することも大丈夫です。
ただし、歯石や歯垢というのは歯ブラシの磨き方が甘いとすぐに付着してしまいます。
つまりお家でのブラッシングがとても重要になります。
美容院で例えるなら、ヘアカットやパーマなどが歯科医院での歯科検診だと思ってください。
そして毎日のシャンプーは毎日の歯磨きと一緒です。
この説明から、どれだけ歯磨きが重要か痛感していただけると思います。
予防歯科とは我々歯科従事者と患者さま双方の力により、ともに成し遂げていくものだと信じております。
これからも皆さまの歯の健康を守っていくためにも精進いたしますのでよろしくお願いしたします。